2009年08月05日
玄侑宗久の小説が映画化

映画化される小説は2001年に発表した「アブラクサスの祭」で「中陰の花」で芥川賞受賞後の第1作目の作品です。
作品自体まだ読んだ事が無いので楽天BOOKで「アブラクサスの祭」の作品紹介をそのまま引用すると・・・
『東北の小さな町の寺に勤める僧・浄念は、躁鬱に苦しみつつ薬と酒の力を借りて法要をこなす毎日。不惑間近となったいま、学生時代にのめり込んだバンドへの情熱が心を占める。やっと実現にこぎつけたライブのステージで、強烈な恍惚感とともに降りてきた啓示の正体は…。精神を病みロックに没入する僧が、祝祭の只中で感じた歓喜と安らぎ、心のひそやかな成長を描く芥川賞受賞第一作。』だそうです。
映画は原作通りの内容になるかは判りませんが現在判っている所では、今回の監督、脚本は加藤直輝監督さんで2007年に四編からなるオムニバス作品「新訳:今昔物語」の中の1編『渚にて』の監督もしています。
キャスティングは、主役の僧侶浄念をミュージシャンのスネオヘアーさんが演じその他の出演者は、ともさかりえ、本上まなみ、小林薫さんらが決まっているみたいです。
今後のスケジュールは、今秋には玄侑さんの地元である三春町と国見町の玄侑さんとゆかりのある寺でほぼ全編を撮影し、来年夏の公開を目指すそうです。
もしかしたら地元のエキストラなんかも募集するかもしれませんね!
それと今月11日午後2時から、三春町の『三春交流館まほら』で製作発表記者会見を行うそうです。
映画制作発表記者会見には、原作者の玄侑宗久さんや監督の加藤直輝さんをはじめ出演者のスネオヘアー、ともさかりえ、小林薫さん等が出席する予定ですよ。
残念ながらwasabiは休みじゃないので行けませんがお近くの方は是非お出掛けになってはいかかでしょうか。
入場は無料で、誰でも入場できるそうす。
あ~いける人が羨ましいな!
地元の原作者の作品を地元でロケする「アブラクサスの祭」は福島県人として完成が楽しみな映画です。
参考:KFB福島放送福島県内ニュース侑宗久さんの小説、初の映画化
アブラクサスの祭


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